2016年9月21日水曜日

市立島田市民病院とJA大井川が災害時支援協定を締結しました

平成28年9月21日に市立島田市民病院と大井川農業協同組合(以下JA大井川という)との間で大規模災害時に備え、物流が停止しても迅速に食料調達を受けることができるように「災害時における物資の提供に関する協定」を締結しました。

災害拠点病院である当院は、災害時には市内の救護所などから多くの負傷者を受け入れることになります。重症患者は広域搬送により被災していない地域に送られますが、それでも多くの入院患者に対応することになります。

災害により物流機能が停止していても、JA大井川や地元の農家の皆様のご協力により、お米や新鮮な野菜等の食材の確保ができれば、通常の病院食に近い食事が提供できるものと大変心強く思っております。



2016年9月20日火曜日

第6回市民ふれあい講座を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第6回が開催されました。


今回のテーマは、「塩分をとりすぎていませんか?」。講師は当院の三浦管理栄養士が務めました。

熱かった夏も過ぎ、日増しに秋めいて、食べ物が美味しく感じるようになってきたこの頃ですが、皆さん塩分の取り過ぎに気を付けていますか?。最近よく「塩分の取り過ぎは良くない」と聞きますが、ついつい濃いめの味付けのものを好んで食べてしまう、という方も多いのではないでしょうか。

講師は、日本人の食塩摂取量は年々下がってはいるものの、もう少し控えめが望ましいと語り、統計データを示しながら説明を始めました。

日本人の食事摂取基準(最新版)の目標量は、
男性 1日8g未満
女性 1日7g未満
(※糖尿病、腎臓病、心疾患、肝疾患などの持病がある方は、1日6g未満)で、1食あたりの食塩量は、2~3g程度が目安となります。まだまだ減塩(1日1~3g程度の減塩)が必要とのこと。

塩分の取り過ぎは、高血圧、動脈硬化、そして、心不全になる危険があります。また、高血圧の症状がない方でも、塩分の取り過ぎは胃癌、骨粗しょう症等になるリスクが高まります。

では、実際にどのようにしたら塩分を控えられるのでしょうか。講師は、控えるべき食習慣のチェックポイントを示しました。
  • 食べる前から醤油・ソース・ドレッシングをかける。
  • 漬物を毎食食べている。
  • みそ汁など汁物を1日2杯以上食べている。
  • 練り製品をよく食べる。
  • 干物や塩鮭をよく食べる。
  • 麺類の回数が多い、汁を飲んでしまう。
  • 外食が多い。
上に示した中で当てはまる項目が多い場合は直した方が良いとのこと。実際のポイントとしては、塩分の多い食事の回数、量に注意する必要があるようです。
 
その他、減塩食のポイントとして、1品だけしっかり味付けして、副菜などを薄味にする方法など、管理栄養士ならではの実践テクニックの解説もあり、会場の皆さんが大きく頷く場面が数多く見られました。最後の質問コーナーでは、日頃疑問に思っていることを熱心に訊ねる方もおられるなど、大盛況のうちに講座は終了しました。

「市民ふれあい講座」は、原則として毎月2回、第2・第3火曜日に開催します。
次回は、10月11日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。

今後のスケジュールはこちらをご覧ください。









2016年9月13日火曜日

第5回市民ふれあい講座を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第5回が開催されました。

今回のテーマは、「子どもの事故予防」。講師は当院の小児救急看護認定看護師の松本が務めました。

意外と多い子どもの不慮の事故。幼い子ども達を事故から防ぐためにはどんな対策が必要なのでしょうか。それを考えるには、まず子どもの目線に合わせて対策することが必要だと講師は話し始めました。そして、年齢別に起こりやすい事故の種類が違うので、子どもが成長するにつれ、対策を変えていく必要があると続けました。

0歳から4歳に最も多い事故が、窒息で、過半数を占めます。そうです、事故は、家庭でも起きる危険があるのです。講演では、誤飲チェッカーを用いて、家庭に転がっている日用品でどの様なものが誤飲する危険があるのか実演を行いました。タバコ、薬、玩具などなど様々なものが誤飲の危険があると注意を呼びかけました。

そして、5歳から9歳、10歳から14歳と年齢が上がるにつれて、増えてくるのが交通事故です。子どもの行動範囲が広がると事故が起こる範囲も広くなります。しかし、子どもの視野は狭いため、大人が見えている視界と違います。大人並みの視野になるのは、11歳頃だとのこと。講演では、チャイルドビジョン(子どもだけに見える世界・模擬体験メガネ「NPO法人CAPセンター・JAPAN発行」)を用いて、会場の皆さんに子どもの視野を体験していただきました。自分で車を運転している時、見えていると思っても子どもには見えていないことがあるので注意が必要です。

最後に、皆さんのご自宅や自宅周辺を、子どもの目線になって観察してみてください。子どもの事故を防ぐには、予防が大切ですと伝え、講義を締めました。普段、意識していない子どもの目線について、新たな発見が出来た講座となりました。

「市民ふれあい講座」は、原則として毎月2回、第2・第3火曜日に開催します。
次回は、9月20日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。

今後のスケジュールはこちらをご覧ください。












2016年8月30日火曜日

災害医療研修会を実施しています。

当院では、平成26度から院内職員向けに災害医療の知識・技術を身につけるため災害医療研修会を実施し、習得した知識・技術を災害時に実践できるよう準備しています。研修会はDMAT隊員を中心に

・5月9日「災害医療について」
・6月13日「トリアージ(START法)・タグの記載方法について」
・6月27日「トリアージ(PAT法)について」
・7月11日「重症ゾーンについて
・8月8日「医療搬送について」

の講義・実技を行いました。トリアージ実技では模擬患者・指導者として島田消防署の方にもご協力をいただきました。

この他、大災害や大事故等で多数の患者が搬送されてきた場合を想定した大規模災害対応訓練を毎年実施しています。

今後、本部運営訓練などの研修会を実施する予定です。

平成28年5月9日
平成28年6月13日
平成28年6月27日
平成28年7月11日
平成28年8月8日

初期研修医・医学生を対象とした静岡県中部地域の病院見学ツアーが開催されました。

8月29日(月)、初期研修医・医学生を対象とした静岡県中部地域の病院見学ツアーが開催されました。

この病院見学ツアーは、ふじのくに地域医療支援センターが、医学部で学ぶ学生及び初期臨床研修医の方を対象に、静岡県中部地域の医療体制や病院の状況等についてより知ってもらうため、年2回開催されているもので、本年度第1回目となります。

参加者は、希望の4コースから選択し、中部地域の病院を見学します。当院は、コース4の最後の枠でした。

見学に来られた3名の学生さんは、病院紹介、先輩医師との懇談会、病棟見学、シミュレーターを用いた救急蘇生法などを体験しました。

限られた短い時間でしたが、当院の魅力を感じていただけたなら、幸いです。

当院では、医学生・研修医の見学研修を随時受け付けています。興味がありましたら、是非申込みください。

病院見学のご案内







大井町環境美化チームから車椅子を寄贈していただきました。

平成28年8月29日に大井町環境美化チーム(代表 小蔦宏様)から車椅子をご寄贈いただきました。

 大井町環境美化チームは、平成17年頃、町内の有志5人で結成された団体で、毎週火曜日に町内を回るなどして、アルミ缶を回収しています。
今回も、その収益金で車椅子を4台寄贈していただきました。当院への車椅子の寄贈は5回目、合計16台となりました。
 当日は、小蔦代表、会員の中西様が来院され、小蔦会長から目録が服部事業管理者に手渡されました。病院として車いすが足りない中、他にはない貴重な品となりました。
病院を支える大井町環境美化チームの皆様に感謝いたします。ありがとうございました。



2016年8月16日火曜日

第4回市民ふれあい講座を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第4回が開催されました。

今回のテーマは、「熊本地震・医療救護班派遣報告」。講師は当院の医療ソーシャルワーカーでDMAT業務調整員の川島が務めました。

2016年(平成28年)4月14日以降に熊本県を震源に発生した熊本地震については、記憶に新しいところです。当院からも医師1名、看護師2名、薬剤師1名、業務調整員1名の計5名が県からの派遣要請を受け4月21日から26日までの期間、熊本県内の救護所等で活動を行いました。

今回の市民ふれあい講座は、これまでの講座とは少し趣向を変えて、救護班の1人として活動した講師の川島さんの活動報告と災害への備えについての講義が行われました。

活動報告では、業務を行った中での課題として、被災地は継続的な支援を求めているが、支援する側は人員が入れ替わり立ち代わりとなってしまうこと、様々な職種が集まるため連携が難しく、情報伝達が錯綜してしまうことなどが挙げられました。

また、災害への備えの講義では、出来るだけ想定外を想定内にすることが大切であると強調し、
・電気・ガス・水道が使えないことを想定する
・行政機関の機能が低下することを想定する
・トイレが使えなくなることを想定する
など、日頃から意識を高めておけば、災害時の避難生活が大きく違うと語りました。

そして、家具を固定すること、ガソリンはある程度余裕をもって給油しておくこと、現金は少し手元に置いておくことなど、今からでも出来る備えをしておくことが、とても大切であると呼びかけました。

川島さんの実体験を元にした説明は説得力があり、多くの方が集中して聴講している様子が印象に残りました。

「市民ふれあい講座」は、原則として毎月2回、第2・第3火曜日に開催します。
次回は、9月13日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。

今後のスケジュールはこちらをご覧ください。