島田市立総合医療センターは、静岡県島田市が開設する病床数445床の2次救急医療機関です。院内で開催された各種勉強会・講演会・研修会の様子や様々な出来事の様子を紹介します。
2015年12月24日木曜日
2015年12月22日火曜日
小児科病棟でクリスマス会を開催しました
12月21日(月)、小児科病棟で恒例のクリスマス会を開催しました。このクリスマス会は、入院している子ども達に季節のイベントを通して、楽しい思い出にしてもらおうと病棟看護師が中心となって毎年行われているものです。
以前と比べて子どもの入院患者数は減っていますが、大人の入院患者さんも参加されて賑やかなイベントとなりました。
クリスマス会では、ボーリングやリース投げで遊んだり、サンタクロースに扮した看護師と一緒に写真撮影、その写真に思い思いの飾りつけをしたものを持ち帰ったりして、楽しいひとときを過ごしました。また、ベッドから離れられない子どもには、看護師が病室訪問して催しものの出前もしていました。
患者さんの笑顔が少しでも見たくて毎年頑張っています。
2015年12月18日金曜日
病院クリスマスふれあいコンサートを開催しました
平成27年12月18日(金)午後7時から待合ホールにおいて、病院クリスマスふれあいコンサートが開催されました。このコンサートは、病気や怪我と闘っている入院患者さんに音楽等を通じてリラックスできる時間をすごしていただき、少しでも早く元気になっていただきたいとの思いから、年2回(七夕とクリスマス)開催しています。今回のコンサートは看護部が担当しました。出演者は、トランペット演奏:杉本さん、フルート演奏:藁科さん、ピアノ演奏:小林さん、ピエロパフォーマンス:岩倉さんでした。
トランペット奏者の杉本さんは、当院の職員(メッセンジャー)で、いつもは、治療に必要な注射や薬などを院内各部所に届けていますが、今回はサンタに扮してピアノ奏者の小林さんと共に往年の映画音楽を届けてくれました。
フルート奏者の藁科さんは、国立音大卒。現在は音楽教室講師として活躍されています。また、ピアノ奏者の小林さんは、常葉短大音楽科卒業後、現在ピアノ教室講師をされている方です。コンサートでは、フルートとピアノのとても煌びやかな二重奏を奏でていただきました。
ピエロパフォーマンスの岩倉さんは、静岡で行われる大道芸ワールドカップの第1回目に参加した方で、本職は大工さんですが、ボランティアとして各地の施設を訪問されているそうです。軽妙なトークを交えながら来年の干支「猿」が、五郎丸ポーズをとっているバルーンアートを即興で作成し場内を盛り上げていました。
看護師さん扮するサンタさんと会場の患者さんが一体になり、とても楽しい一時となりました。
出演してくださった皆さん、ありがとうございました。
トランペット奏者の杉本さんは、当院の職員(メッセンジャー)で、いつもは、治療に必要な注射や薬などを院内各部所に届けていますが、今回はサンタに扮してピアノ奏者の小林さんと共に往年の映画音楽を届けてくれました。
フルート奏者の藁科さんは、国立音大卒。現在は音楽教室講師として活躍されています。また、ピアノ奏者の小林さんは、常葉短大音楽科卒業後、現在ピアノ教室講師をされている方です。コンサートでは、フルートとピアノのとても煌びやかな二重奏を奏でていただきました。
ピエロパフォーマンスの岩倉さんは、静岡で行われる大道芸ワールドカップの第1回目に参加した方で、本職は大工さんですが、ボランティアとして各地の施設を訪問されているそうです。軽妙なトークを交えながら来年の干支「猿」が、五郎丸ポーズをとっているバルーンアートを即興で作成し場内を盛り上げていました。
看護師さん扮するサンタさんと会場の患者さんが一体になり、とても楽しい一時となりました。
出演してくださった皆さん、ありがとうございました。
2015年12月15日火曜日
第14回市民ふれあい講座を開催しました。
外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第14回が開催されました。
今回のテーマは、第1部「心電図検査でわかること」、第2部「心臓超音波検査でわかること」。講師は、当院の主任臨床検査技師の平口さんと臨床検査技師長の曽根さんが務めました。
臨床検査室では、様々な検査を実施していますが、その中から皆さんから質問が多い心臓検査の講演が行われました。
第1部の「心電図検査でわかること」では、心電図は、心臓が拍動するときに発生する電気信号をモニターして記録したものであること、そしてこの心電図から不整脈や虚血性心疾患などの疾患を診断することができることなどの説明がありました。
講演の中ほどでは、疾患別の特徴的な心電図の波形について踏み込んだ解説があり、普段は意識することのない心臓の働きを波形から読み取る専門家ならではのテクニックを垣間見ることができました。
第2部の「心臓超音波検査でわかること」では、超音波検査(エコー)は、人体に超音波を発信し返ってくる反射波を受信する仕組みとのことで、「山びこや魚群探知機と原理は同じです」という分かり易い説明がありました。
講演では実際のエコーの映像から心房細動が発症している例など、専門的なことでありながらも明快な解説で、来院者の多くが傾聴している様子が見て取れました。
これまでの市民ふれあい講座と少し違ってアカデミックな講座でしたが、大盛況のうちに終了となりました。
「市民ふれあい講座」は、毎月2回~3回、火曜日に開催します。
次回は、1月12日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。
今後のスケジュールはこちらをご覧ください。
2015年12月8日火曜日
第13回市民ふれあい講座を開催しました。
外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第13回が開催されました。
今回のテーマは、「高血圧について」。講師は当院の慢性心不全看護認定看護師の河守さんが務めました。
高血圧は、基準値より高い血圧値を持続している場合をいいます。基準値は、診察室と家庭で少し異なりますが、概ね下が90mmHg、上が140mmHgを超えた場合が高血圧であるとのこと。
高血圧状態が続くと血管が硬く狭くなる動脈硬化が進行します。そして、動脈硬化が進行すると更に血圧が高くなるといった悪循環となり、重大な病気である脳卒中や心筋梗塞、腎臓病へと繋がっていきます。現在、日本の成人の3分の1、高齢者の3分の2が高血圧であると言われていることから、高血圧は国民病であると言えます。
講演では「家庭血圧測定」が大切とのことから、家庭での血圧の測り方として、1日のうちで決まった時間に図ることや同じ姿勢で図ること、3回測定した平均値をとることなどの紹介がありました。まずは、難しい事は考えず、血圧を測定を習慣付けすることから始めてほしいとのこと。
次に高血圧の治療の基本は、食事療法と運動療法による生活習慣の是正であるとして、次の5つの生活改善ポイントの解説がありました。
1.減塩 塩分は1日6g未満
2.減量 BMI(肥満指数)25未満
3.運動 1日30分以上の有酸素運動
4.節酒 アルコールは25mlを目安に
5.禁煙 たばこはやめましょう
最後に、これから12月~2月の寒い時期の注意ポイントとして、寒暖の差が激しい場所での心筋梗塞が増加することから、お風呂場は浴室を暖めてから入ること、寒い場所には上着を羽織ることなどを呼びかけていました。
多くの来院者が、とても熱心に講演を聴いている様子がうかがえ、講演会は大盛況のうちに終了となりました。
「市民ふれあい講座」は、毎月2回~3回、火曜日に開催します。
次回は、12月15日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。
今後のスケジュールはこちらをご覧ください。
今回のテーマは、「高血圧について」。講師は当院の慢性心不全看護認定看護師の河守さんが務めました。
高血圧は、基準値より高い血圧値を持続している場合をいいます。基準値は、診察室と家庭で少し異なりますが、概ね下が90mmHg、上が140mmHgを超えた場合が高血圧であるとのこと。
高血圧状態が続くと血管が硬く狭くなる動脈硬化が進行します。そして、動脈硬化が進行すると更に血圧が高くなるといった悪循環となり、重大な病気である脳卒中や心筋梗塞、腎臓病へと繋がっていきます。現在、日本の成人の3分の1、高齢者の3分の2が高血圧であると言われていることから、高血圧は国民病であると言えます。
講演では「家庭血圧測定」が大切とのことから、家庭での血圧の測り方として、1日のうちで決まった時間に図ることや同じ姿勢で図ること、3回測定した平均値をとることなどの紹介がありました。まずは、難しい事は考えず、血圧を測定を習慣付けすることから始めてほしいとのこと。
次に高血圧の治療の基本は、食事療法と運動療法による生活習慣の是正であるとして、次の5つの生活改善ポイントの解説がありました。
1.減塩 塩分は1日6g未満
2.減量 BMI(肥満指数)25未満
3.運動 1日30分以上の有酸素運動
4.節酒 アルコールは25mlを目安に
5.禁煙 たばこはやめましょう
最後に、これから12月~2月の寒い時期の注意ポイントとして、寒暖の差が激しい場所での心筋梗塞が増加することから、お風呂場は浴室を暖めてから入ること、寒い場所には上着を羽織ることなどを呼びかけていました。
多くの来院者が、とても熱心に講演を聴いている様子がうかがえ、講演会は大盛況のうちに終了となりました。
「市民ふれあい講座」は、毎月2回~3回、火曜日に開催します。
次回は、12月15日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。
今後のスケジュールはこちらをご覧ください。
2015年11月24日火曜日
第12回市民ふれあい講座を開催しました。
外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第12回が開催されました。
今回のテーマは、「脳卒中 こんな症状が出たらすぐ受診」。講師は当院の脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の松林さんが務めました。
脳卒中は、脳内疾患の総称であり、一般的に言われる脳梗塞、脳血栓、脳溢血は全て脳卒中に含まれます。
講演ではまず「脳卒中危険度チェック」と題して、いくつかのチェックポイントを紹介しながら、脳卒中を引き起こしやすい危険な生活習慣についての説明がありました。ちなみに13個のチェックポイントのうち、7個以上該当する方は要注意とのことです。
引き続き、実際に脳卒中の初期症状がよくわかる寸劇が行われ、高齢夫婦のよくある日常生活のひとこまを、当院のリハビリテーション看護認定看護師の藪崎さんと副主任看護師の萩原さんが熱演しました。
劇中、脳卒中の初期症状を軽視して就寝した夫が翌朝起きられずに救急搬送されるという緊迫した場面があり、その後の解説では「脳卒中は時間との勝負。症状が出たら迷わず受診して欲しい」との説明がありました。
最後に「脳卒中予防10か条」が示され、熱心に聞き入っておられた患者さんから質問が飛ぶなど、熱気にあふれた講演会となりました。
「市民ふれあい講座」は、毎月2回~3回、火曜日に開催します。
次回は、12月8日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。
今後のスケジュールはこちらをご覧ください。
今回のテーマは、「脳卒中 こんな症状が出たらすぐ受診」。講師は当院の脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の松林さんが務めました。
脳卒中は、脳内疾患の総称であり、一般的に言われる脳梗塞、脳血栓、脳溢血は全て脳卒中に含まれます。
講演ではまず「脳卒中危険度チェック」と題して、いくつかのチェックポイントを紹介しながら、脳卒中を引き起こしやすい危険な生活習慣についての説明がありました。ちなみに13個のチェックポイントのうち、7個以上該当する方は要注意とのことです。
引き続き、実際に脳卒中の初期症状がよくわかる寸劇が行われ、高齢夫婦のよくある日常生活のひとこまを、当院のリハビリテーション看護認定看護師の藪崎さんと副主任看護師の萩原さんが熱演しました。
劇中、脳卒中の初期症状を軽視して就寝した夫が翌朝起きられずに救急搬送されるという緊迫した場面があり、その後の解説では「脳卒中は時間との勝負。症状が出たら迷わず受診して欲しい」との説明がありました。
最後に「脳卒中予防10か条」が示され、熱心に聞き入っておられた患者さんから質問が飛ぶなど、熱気にあふれた講演会となりました。
「市民ふれあい講座」は、毎月2回~3回、火曜日に開催します。
次回は、12月8日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。
今後のスケジュールはこちらをご覧ください。
2015年11月17日火曜日
第11回市民ふれあい講座を開催しました。
外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第11回が開催されました。
今回のテーマは、「補装具の使い方~健康寿命を伸ばすために」。講師は当院の理学療法士の松澤さんが務めました。
病気や怪我の治療中または治療後のリハビリの中で歩行を助ける器具として様々な補装具があります。今回は実際にいくつかの補装具を持ち込んで、適切な使い方や選び方などについての講義が行われました。
最もシンプルな杖については、どちらの手に持つのが正しいのか、持ち手の向きや適切な長さなど、知っているようで知らない(誤って覚えている)方が多いもののひとつであるとの説明がありました。
またシルバーカーと呼ばれる手押し車は、身体を支える力が衰えた方には効果的で、リハビリを促進するため、まず「歩くこと」を重視して活用して欲しいとのことでした。最近では様々な製品が出ており、お洒落なデザインのものも増えているそうです。
その他、歩行時の安定性が高く多少の段差であれば越えることができる固定型歩行器なども紹介されました。
当院のリハビリテーション指導室では、患者さん一人一人に合うものを選び、効果的なリハビリが行えるようアドバイスをしています。「道具次第でその人の生活が広がっていく」との考え方から、患者さん本位の適切な助言を心がけているとのこと。補装具を選ぶときには是非ご相談を。
「市民ふれあい講座」は、毎月2回~3回、火曜日に開催します。
次回は、11月24日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。
今後のスケジュールはこちらをご覧ください。
今回のテーマは、「補装具の使い方~健康寿命を伸ばすために」。講師は当院の理学療法士の松澤さんが務めました。
病気や怪我の治療中または治療後のリハビリの中で歩行を助ける器具として様々な補装具があります。今回は実際にいくつかの補装具を持ち込んで、適切な使い方や選び方などについての講義が行われました。
最もシンプルな杖については、どちらの手に持つのが正しいのか、持ち手の向きや適切な長さなど、知っているようで知らない(誤って覚えている)方が多いもののひとつであるとの説明がありました。
またシルバーカーと呼ばれる手押し車は、身体を支える力が衰えた方には効果的で、リハビリを促進するため、まず「歩くこと」を重視して活用して欲しいとのことでした。最近では様々な製品が出ており、お洒落なデザインのものも増えているそうです。
その他、歩行時の安定性が高く多少の段差であれば越えることができる固定型歩行器なども紹介されました。
当院のリハビリテーション指導室では、患者さん一人一人に合うものを選び、効果的なリハビリが行えるようアドバイスをしています。「道具次第でその人の生活が広がっていく」との考え方から、患者さん本位の適切な助言を心がけているとのこと。補装具を選ぶときには是非ご相談を。
「市民ふれあい講座」は、毎月2回~3回、火曜日に開催します。
次回は、11月24日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。
今後のスケジュールはこちらをご覧ください。
登録:
投稿 (Atom)