2015年8月18日火曜日

第4回市民ふれあい講座を開催しました。

外来の診察待ちをされている患者さんを対象に、市民病院スタッフが医療関連情報を提供する「市民ふれあい講座」の第4回が開催されました。

今回のテーマは、「ストレスと健康について」。講師は当院の臨床心理士の村田さんが務めました。

「ストレスは人生のスパイスと考えなさい」というのが、ストレス学説を唱えたハンス・セリエの言葉です。適度なストレスは人生に変化を持たせ、生きていく活力を生み出してくれるという意味です。

講演ではストレスには、「良いストレス」「悪いストレス」などの種類があるということ、ストレスが身体面、心理面、行動面にどんなふうに現れるのかが紹介されました。
現代社会において、ストレスをなくすことは、不可能です。そのため、「悪いストレス」を溜め込まず、適当な量でうまくコントロールすることが、唯一の対処法とのことです。

ストレスをコントロールする方法として、自分にあったストレス対処法(趣味、寝る、入浴、笑い・・・)を実践することが一番効果的だとのこと。この中から簡単に実践できるストレス対処法として、超簡単リラクゼーション「呼吸法」、「漸進的筋弛緩法」が解説され、会場の皆さんと一緒に実演が行われました。

講演中に流された、クレモンティーヌ(Clementine)のCD「天才バカボン」を聞きながら、皆さんとてもリラックスしながら講義を聞いていました。「これでいいのだ!」

「市民ふれあい講座」は、毎月2回~3回、火曜日に開催します。
次回は、8月25日(火)の午前10時頃からの開催となります。ご来院の際には、ぜひご参加ください。

今後のスケジュールはこちらをご覧ください。









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